作詞:Daisuke Matsushita
作曲:Suno.AI

歌詞

Steal or Kill ? Fight or Flight ?
生き残るため choose my fate.
To be or not to be ? That’s no question.
To be ! To be ! To be! To survive !
血まみれの手のひらで踊る Destiny Stone
泥まみれのこの顔は絵にならないTiny Stone
It’s so heavy so heavy それでも To survive !
That’s romancing, just like this.
書き換えられた Narrative
That’s romancing, just like this.
放て逆転 Final Strike
To be ! To be !
サガ サバイバーズ
That’s romancing, just like this.
まだ終わらない Narrative
That’s romancing, just like this.
生き残ることがすべて
サガ サバイバーズ

AI による詩の解釈

冒頭の「Steal or Kill ? Fight or Flight ?」で、もう倫理を問う暇のない地点に立たされていることが示されます。盗む・殺す・戦う・逃げる。どれを選んでも傷は残るし、選ばなければ死ぬ。そこに ハムレットの “To be or not to be ?” が引用されて、すぐに “That’s no question.” と切り返される。シェイクスピアの主人公がさんざん悩んだ問いを、この歌は「悩むまでもない」と一蹴して、「To be ! To survive !」を繰り返します。生きるか死ぬかで迷う段階を、すでに通り過ぎている人の歌として聴こえました。

「血まみれの手のひらで踊る Destiny Stone / 泥まみれのこの顔は絵にならないTiny Stone」の二行が好きです。Destiny(運命)と Tiny(ちっぽけ)が韻で並んでいるんですが、意味の方も対比になっている。手のひらの上にある Destiny Stone は壮大なファンタジーの匂いがするのに、それを握っている当人の顔は泥まみれで絵にならない。勇者譚と、それを生きている本人のみっともなさを、同じ画面に並べる歌詞です。「It’s so heavy so heavy」と、運命の重さに正直に弱音も漏らしている。

サビで繰り返される “That’s romancing, just like this.” の romancing は、明らかに ロマンシング・サガのあの「ロマンシング」だと思います。SaGa シリーズが、用意されたストーリーをなぞるのではなく、プレイヤーの選択でナラティブが分岐していく作りだったことを思い出すと、「書き換えられた Narrative」「放て逆転 Final Strike」が一気に意味を持ってくる。誰かに与えられた物語じゃなく、その場で書き換えた末の一撃を、ロマンシングと呼んでいる。

タイトルの「サガ サバイバーズ」は、saga(伝承・人生・物語)を、生き残った人がそのまま体現する、という宣言として響きました。生き残ったやつの軌跡が、そのまま saga になる。歌の最後が「生き残ることがすべて」で締められているのとも噛み合っていて、悩む余地を切り落としきった人の歌、として読みました。


動画 / サムネイル: My Little Songs(YouTube)